禊ぎ合宿


2000年 初冬 某月某日

某掲示板で知り合った連中が 禊ぎ合宿を開くことになった。

メンバーのうち2名は前日にやって来て、「秘密の部屋」で一泊し、翌朝、残りの
メンバーが来たが、予定の4名のうち1名からはドタキャンのメールが入り、1名は
来なかったので、俺を含め合計5名で川の上流にある秘密のスポットまで車で
移動した。

以前、野外撮影の時に偶然見つけた渓流のポイントで、大きな石が流されて
できたと思われる滝壺のような窪みだが、10名ぐらいは輪になって入れるほどの
プールのようになっており、禊ぎには最適だった。
その禊ぎ場の前で全員褌一丁になったが、まだ自分では締められない連中が
いたので、そいつらには俺が一人一人褌をきりりと締めてやった。「秘密の部屋」
で褌を締めてくれば良かったと思ったのだが、なんとか締め終えた。

少し準備運動をしてから、一人ずつ水に入らせ10数えさせた。
川の水はかなり冷たく、上がってくるヤツをバスタオルで拭いてやっている時も
ブルブル震えていた。全員が禊ぎを済ませたところで、最後に全員で輪になって
一斉に禊ぎをした。2回目ともなると身体が慣れてきたのか、案外平気になって
それほど寒さは感じなくなっていた。

岸に上がって、体を拭き、「秘密の部屋」へと戻った。
帰りに車に酔ったヤツがでたり、メンバーのうち2名が別の掲示板での知り合い
だったというような事情があり、予定していた宴会は無しで解散となってしまった。


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