ケツ鳴板





座禅の時に用いられる警策という、臨済宗では呉音で「けいさく」、曹洞宗では漢音で「きょうさく」と呼ばれている法具がある。
ルーツは「徳山の棒」として有名な徳山宣鑑も山を訪れる修行僧を3尺の棒を持って迎え、答えられても三十発、答えられなくても三十発叩き、思慮分別を捨て悟りに至るよう促したとされている竹篦(しっぺい)と呼ばれる長さ三尺の竹製の棒で、しっぺの由来でもある。
座禅の際、邪念や睡魔で姿勢が崩れたりした修行僧をひれ伏させ背骨は避けて肩や背中を打擲して渇を入れる用具として有名だが、比叡山の修行僧の日常では床に入るなどの所作が遅れた修行僧の尻をパシッと叩くことは当たり前で、布団に包まった修行僧を布団の上から数発叩き、他の修行僧への威嚇の意味も持たせている。

シゴキ合宿所では、痛み与えるのではなく、良い音でケツを鳴らすことが目的のため、敢えてケツ鳴板と呼んでいる。
ケツ鳴板は、ケツを良い音で鳴らすため、ケツに当たる面積が増えるように平たく、薄く、軽くしてヘッドスピードが上がるように工夫してある。
痛みは表面的でケツへのダメージはそれほどでもないが、パシーンという気持ちの良い音にケツの痛みが一瞬だけ増し、きついケツ叩きを受けたと感じさせることができる。
一緒にシゴキを受けているメンバーにも気合いが入るように促す効果もある。

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